2018.08.13
弁護士後見人に弁護士監督人がつきました
弁護士同士の癒着とかないのでしょうか
家族の後見人を弁護士がやってきたところ、別の弁護士が監督人になりました。弁護士が弁護士を監督する状態です。弁護士同士の癒着とかないのでしょうか?家裁はどうしてこのような人事をするのでしょうか?
弁護士は儲かり、家裁は楽ができます
癒着やなあなあは、あり得るでしょう。狭い世界ですからね。
家裁は、自分で監督するのが面倒なので、弁護士に監督をさせていると言えます。監督事務は家裁がやれば無料、弁護士がやれば有料。弁護士は儲かり、家裁は楽ができる。その費用負担は被後見人(認知症等の方)が被る構造です。
最近のお悩みの傾向について
解説:一般社団法人「後見の杜」宮内康二代表
家族に弁護士等の後見人がついている方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 家族の反対を押し切って自治体が強引に後見人を付ける手続きをした
- 家裁やリーガルサポートに後見人の文句をいっても取り扱わない
- 後見制度そのものから離れる方法はないのか
ご自分が家族の後見人をされている方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 家庭裁判所から後見制度支援信託か監督人を選べといわれ当惑している
- 監督人から不当に文句を言われ、高額な報酬を請求されて困る
- 財産管理をする後見人がつき被後見人の通帳を出せとせがんでくる
後見人をつけるかご検討中の方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 後見人って大丈夫なの?
- 後見制度以外の方法はないの?
- 家族が後見人になるにはどうしたらいいの?
私たちは、後見される側やそのご家族の立場にたって、
一つ一つの後見事例の適切な運用をサポートします。
複雑な後見制度を紐解き、その運用を改善・向上していきましょう。