2018.08.13
監督人が高額な報酬を請求してきました
何もしていないのに何で払わないといけないのか
私は、主人の後見人をしています。1年前、頼んでもいないのに監督人がつきました。その監督人は主人に会ったことがありません。私と最初に1回、10分くらい話した程度です。
この度、監督人から「48万円の請求」がきました。家裁の報酬付与審判書も同封されていました。ほとんど何もしていないのに何で払わないといけないのか見当もつきません。こんなことが毎年続くなら直ぐに数百万となってしまいます。これって払わないといけないのでしょうか?払うとすれば、私が払うのでしょうか?主人のお金から払うのでしょうか?
後見人のあなたが判断すればよいです
払わなくても結構です。払うか払わないかは、後見人であるあなたがご主人に代わって判断すればよいです。実際、36万円を請求されて5万円だけ払って終わっているケースもあります。払わないで、そのままのケースもたくさんあります。
最近のお悩みの傾向について
解説:一般社団法人「後見の杜」宮内康二代表
家族に弁護士等の後見人がついている方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 家族の反対を押し切って自治体が強引に後見人を付ける手続きをした
- 家裁やリーガルサポートに後見人の文句をいっても取り扱わない
- 後見制度そのものから離れる方法はないのか
ご自分が家族の後見人をされている方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 家庭裁判所から後見制度支援信託か監督人を選べといわれ当惑している
- 監督人から不当に文句を言われ、高額な報酬を請求されて困る
- 財産管理をする後見人がつき被後見人の通帳を出せとせがんでくる
後見人をつけるかご検討中の方からのお悩みの内容で多いのが次の3つです。
- 後見人って大丈夫なの?
- 後見制度以外の方法はないの?
- 家族が後見人になるにはどうしたらいいの?
私たちは、後見される側やそのご家族の立場にたって、
一つ一つの後見事例の適切な運用をサポートします。
複雑な後見制度を紐解き、その運用を改善・向上していきましょう。