2019.01.03

介護を受けるのに何で後見人が必要なの?~身上監護という言葉遊びからの卒業~

 

介護や医療は生きていくために必要なもの

自治体の方から「後見制度を使わないと介護を受けられないのはおかしいと思う」という意見・質問がありました。「宝石や車を買うわけじゃない、介護や医療は生きていくために必要なもの、それを後見人がいないと受けられないのは違うんじゃないか」というわけです。 

後見利用促進法の中、国立や県立の病院等は「後見人をつけるよう」国や県から通知を受け始めている。「数年前までは後見人などいなくてもよかったのに、促進法の絡みで面倒なことになっている。」とこぼす病院関係者は増加。後見人がついても、ケアカンファレンスには来ない、本人に会いに来ない、その割に本人の情報を電話等で聞きたがる、と手間が増えるだけで病院にメリットがないことをわかっているからである。

ほとんどの後見人は、本人と話す能力も、受けているサービスを評価する技術もない。たまに来たとしても「きれいなところですね、穏やかでよいですね」といってそそくさと帰るのが関の山。これで年間60万円程度、10人やれば600万円程度の仕事なのである。

医療や介護に詳しいとされる社会福祉士後見人なら大丈夫ということもない。「社会福祉士なのに本人やサービスのことを何もわかっていない」という医療関係者からの苦情は少なくないし、ぱあとなあから「本人に会いに行かないよう通知を受けた。行っても本人の負担になるから施設関係者と話して帰るようにとも言われた。行かない後見人と行く後見人のバランスを低い方で取るためらしい。どうしたらよいか」という相談をしてくる社会福祉士後見人もいる。

身上監護という言葉遊びから卒業しよう

身上監護という言葉遊びから卒業しよう。人前で権利擁護、身上監護、寄り添うという言葉を連発しながら、被後見人や家族から高評価を受けている後見人を私は見たことがない。「後見人は、財産管理だけしっかりやってくれれば良い」という医療関係者の声が現場の評価なのである。

医療や介護のための後見は廃止でよいかもしれない

医療や介護のための後見は廃止でよいかもしれない。判断能力が不十分な人は措置でやればよいからだ。「介護や医療は生きていくために必要なもの、それを後見人がいないと受けられないのは違うんじゃないか」という見解を踏まえ、形式的で、費用と手間がかさみ、本人や病院に何のメリットもなく、家族との軋轢が増え、家裁から選任された後見人に被後見人のお金が流れるだけの現状が続くわけ、ないでしょ。

分野別後見お悩み相談Q&A集

イベント・相談会

2019年4月20日(土) 14:00~16:00
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【群馬開催】藤岡障害児者と共にくらす会「クレッシェンド」総会における講演会会場:藤岡市役所 福祉会館1階会議室
2019年3月23日(土) 12:40~17:30
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【東京開催】後見の杜の集い会場:学研ビル 24階2408会議室
2019年2月15日(金) 18:00~19:30
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【埼玉開催】成年後見関連事業者向け研修(福祉・医療)会場:本庄市役所 職員厚生室
2019年2月18日(月) 10:00~12:00 2019年2月19日(火) 9:30~11:30 
受付終了
【埼玉開催】民生委員・児童委員成年後見制度研修会会場:本庄市 早稲田リサーチパークコミュニケーションセンター
2019年2月13日(水) 18:00~20:00
受付終了
【埼玉開催】成年後見関連事業者向け研修(金融・不動産)会場:本庄市役所 職員厚生室
2019年2月8日(金) 9:30~11:30
受付終了
【埼玉開催】本庄市職員向け研修会場:本庄市役所 大会議室
2019年3月3日 13:00~16:00
受付終了
【石川開催】後見制度のより深い理解(お悩み相談会)会場:内灘町役場 町民ホール
2019年2月16日(土)13:00~16:00
受付終了
【千葉開催】後見懇話会会場:成田富里徳洲会病院
2019年2月9日(土)13:00~16:00
受付終了
【千葉開催】後見懇話会会場:千葉市市民会館
2019年2月7日(木)14:00~16:00
受付終了
【群馬開催】市民後見推進会議会場:群馬県玉村町役場 会議室